公文を初めてすぐの頃はどんどん先の教材に進めたのに、最近は同じ教材の繰り返しばかり。
こんなに同じところばかりなんて、この先生で大丈夫なの?
そんな風に不安になることはありませんか?
我が家も、同じところを半年以上やっていたことがあります。
なぜそんなことになるのか、どう対策したらよいのかを考えてみたいと思います。
公文算数で、先の教材に進めない理由
公文では、どのレベルになったら次の教材に進めるかが決まっているそうです。
決して、先生が意地悪で先に進ませないわけではない、と思います。
正答率が低い・解くのが遅い
公文では、「標準完成時間」 というものが決まっているとのこと。
これは、「プリントを解いて、間違いを直して、全部100点になるまでの時間」だそうです。
つまり、
ということ。
今やっているプリントの標準完成時間は先生に聞いたら教えてもらえました。
教材終了テストの成績が悪いと進めない
公文では、1学年分の学習が一通り終わると、テストがあります。
このテストは、保護者に渡されない場合もあるようです。
息子の時は1回だけいただきました。
こんな感じのテストです↓
この教材終了テスト、表紙にグラフがついていて、かかった時間と正答数で点が打てるようになっています。
詳しい合格基準はわかりませんが、我が家は先生から、「1群か2群に入らないとダメです」と言われました。
字が汚い
うちの息子は、「答えはあっているけれど、字が汚くて読みにくい」という理由で、B200からAに戻されました。
そして戻されたために、3学年先学習ではなくなり、オブジェがもらえなくなりました。
当時は超ショックでした。息子よりも私が。
対策
我が家で取り組んでみて、効果があったような気がする対策を書いてみます。
間違えて覚えてしまっている組み合わせがないか、確認する
足し算・引き算・かけ算のプリントで多いと思うのですが、「特定の組み合わせを間違えて覚えている」と正答率が上がりません!
息子の場合は
「8+6」が毎回13に。
「3×7」が毎回27に。
ほかにもいくつか、苦手な組み合わせがあって、完全に間違って覚えていました。
そのせいで、ずーーーっと満点を逃していました。
そこで、苦手な組み合わせだけを単語帳にして、公文プリントをやる前に確認してみました。
劇的にすぐ改善、とはいきませんでしたが、明らかにやらないよりは正答率が上がりました。
本人が「あ、これ、気を付ける組み合わせだ」とわかるようになったことが良かったのかもしれません。
宿題のプリントも時間を気にして取り組む
繰り返し同じ公文のプリントをやると、飽きてきますよね。
白黒のプリント、同じ問題の繰り返しの公文。大人でもツライです。
ただ、ここでダラダラゆっくりプリントをやる癖をつけると良くないです。
タイムトライアルや競争をしたりして、宿題1回分15分~20分で終われるようにしておくと良さそうでした!
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どんな時も読める字を書く癖をつける
数字が汚いくて読めない、大きく書きすぎるなどは、今後、受験の時に困ります。
中学受験でも高校受験でも、機械採点では、枠の中に読み取れる字で答えを書かないと点数にならないことも!
今のうちに、「急いでいても読める字で書く訓練」が必要なのです。
戻されたことはショックでしたが、字を丁寧に書くように気をつけるきっかけになりました。
「戻されるショック」か「進めないショック」か
小学校高学年や中学・高校生で算数や数学が苦手な人って、それより前の授業が完全にわかってない人ですよね。
私もそうでした。
そもそも公文式は、学年に関係なくできるところまで戻って、勉強を積みなおしていく教材、という売りです。
なので、できないまま先に進んでも、どうせしばらくしたら、今のところまで戻されます。
つまり
「戻されるショック」 or 「進めないショック」
両方体験した私としては、戻されるほうがショックだと思います。
できるようになるまでの繰り返しはつらいですが、親子で心を無にして粛々と取り組むことをオススメします。
まとめ
公文算数で、なかなか先の教材に進めず、同じところばかりを繰り返す原因は・・・
なんども同じところを繰り返すのは決して先生の意地悪ではありません。
なんの理由で先に進めないのか、先生に聞いてみるのも良いと思います!
先に進むために、効果があった対策は・・・
先に進めないのは親も子もつらいですが、できないまま先に進んでも、どうせ戻されます。
飽きたところの繰り返しは大変ですが、コツコツ頑張りましょう!
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