公文算数Bは、ざっくり分けると前半が筆算の足し算、後半が筆算の引き算です。
今までの足し算に加えて、繰り上がりが登場するので難しくなるのですが、そのほかにもつまずくポイントがあります。
それが、文章題と虫食い算です!
公文に文章題なんて、あったの?
私も、「公文は計算だけ」と認識していて、文章題や証明、図形は出てこないと思っていました。
しかし、時代は進んでいたようです。
息子の公文プリントには文章問題が出てきます。
そしてこのプリント、カタカナはもちろん、漢字も登場。一応漢字にフリガナはついていますが、登場するのが2回目以降の漢字にフリガナがありません。
国語の学習しっかり進んでいないと、初見・短時間で問題をこなすのは難しそうです。
虫食い算も登場
虫食い算とは、こんな感じの式の一部が□になっているものです。
おそらく公文では、数の組み合わせ(合成)や暗記でとくのを求められているのだと思うのですが、一番初め、やり方を説明するときに国語力が重要でした。
説明では、指や玉そろばん、〇を書いてみました。
どれも「合わせて」「取ると」「残りは」などの言葉の意味がわかって、イメージできないと説明を理解するのが難しいです。
対処法のポイント:国語力アップ
ここまでをまとめると、文章題や虫食い算を理解するためには、国語力が重要です。
詳しく言うと、文字を読んで文章の内容を頭の中で映像化できないと苦しいと思います。
だから先生は国語を勧めるんですね、納得
例えば、屋根に鳥が〇羽いて、電線に●羽いるところに、さらに□羽飛んでくると、全部で何羽でしょう?みたいな問題では、とまっている鳥と飛んでくる鳥、屋根や電線の意味がわかり、頭の中で映像にできないと、式に使う数字を拾い間違えてしまいます。
公文国語をやっていなくても大丈夫か
息子は、公文国語をやっていません。公文は算数のみです。
なので、1週目、初めて目にする文章題は、どれも読めませんし、文章の意味がとれませんでした。
こどもちゃれんじや幼稚園で、読み書きの練習はあるのですが・・・
しかし、繰り返しおなじプリントをやるうちに、スラスラ読めるようになりました。
文章が長くなると意味が取れなくなることもありますが、なんとか文章題に正解するくらいのレベルになっていると思います。
つまり息子の様子から、文章題を解くためだけに公文国語を始める必要はない、と思います。
国語力を引き上げるためにしたこと
ただ、公文国語を始めなくても、何かしら対策しないとなりません。
対策しないで読めないままにしていると・・
わからないし、間違えるからやりたくない
と公文プリント拒否になる可能性があります。
そこでわが家で行った国語力アップの対策を2つご紹介します。
公文教室で、絵本を借りて読む
公文教室では、「公文文庫」と言って、くもん推薦図書を借りられる制度があります。
★ くもん推薦図書とは?くもん公式のページに飛びます(外部リンク)
おそらくどこの教室にもあると思いますが、公文国語4Aに出てくるくらいのレベルの絵本を借りて、子どもに音読させました。
1文子どもが音読 ⇒ 大人が音読 という感じでやってみたら、良い感じでした。
ドリルにチャレンジ
音読した文章を頭の中で映像化する訓練をするための教材を探しました。
今もより良い教材を探し中なのですが、今のところ、これが良かったです。
ちなみにステップ1もありますが、お遊びみたいに楽々こなせる部分が多いかもしれません。4歳の息子には少し物足りませんでしたが、息子は楽しんでやりました。
3歳代でもできそうな内容だったうかな、と思います。
観察していて気づいたのですが、文字を覚えたての息子は、音読した自分の声を自分で聞いて文章を理解しているようです。
拾い読みでゆっくり読んだものを、耳で聞いて後から文章につなげているので、耳で聞いた情報を頭で受け取れる訓練をしないと国語力が伸びないのでは?と思いました。
そこで、聞いて答える問題をやらせるためにこのドリルを購入したところ、結構国語力が上がった気がします。
もちろん、同時進行で色々対策していたので、このドリルが劇的に効果があったのかどうかはわかりませんが、アプリで簡単に再生できて親も楽に取り組ませられるので、試す価値はあると思います。
もちろん、これを機会に公文国語を始めるのも良いとは思いますが、わが家は当分算数で頑張ります。
まとめ
公文算数Bの前半部分、初めて文章題・虫食い算が出てきたときの対処法は
国語力を上げること!
文書を読んで頭のなかで映像化したり、意味を理解することができれば、文章題も虫食い算もクリアできそうです。
国語力を上げるために、今すぐできる対処法は
くもん推薦図書は、教室で借りられる場合もあるので、送迎の時にチェックしてみてください。
聞く力を養うドリルは今のところコレがオススメです↓
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