公文算数Aでは、前半に足し算、後半に引き算の問題を解きます。
今まで足し算をしていた年少さんに引き算を教えるとどうなるでしょう。
足し算を忘れます。
今回は、わが家で試している、足し算忘れた問題の対処法をご紹介します。
★公文算数Aを乗り越えた?その後の報告記事はこちらです↓
引き算を覚えるときは、スムーズ
2Aの足し算をしっかりやり、字盤が早くなって、数唱がしっかりでるようになっていると、引き算は割とすんなりできました。
数えるリズムが一緒なので、割とすんなりできました。
ここで詰まった子を見たところ、数唱を逆から(10,9,8,7…みたいな)言うのが怪しいようでした。
何事も、基礎が大切なのですね
足し算に戻ったときには、フリーズ
順調に引き算をこなし、足し算のプリントに戻ったとたん
わかんない・・・
まったく、やり方を忘れていました。何回やっても、数字だけ見て、引き算した結果を書いてしまいます。
息子が、+やーの符号をまったく気にしていなくて、数字の組み合わせだけで答えを書いていたことが分かりました。
わが家で取り組んだ対処法
このままでは、算数Aの終了テストに合格しません。
お教室にいる時間だけで、先生にお任せでは、到底足し算を再習得できそうになかったので、お家でも対策することにしました。
玉そろばんを使って、教えなおした
家にいるときは玉そろばんで確認するようにしました。
うちでは、おさがりでもらった別のものを活用していますが、公文の奴のほうが使いやすそうで、買い替え検討中です。
正直、玉そろばんで一問一問やるのは、とても時間がかかります。
でも、これを使えば自力で正解できるので、息子本人のプライド・自尊心を守るために、あった方が良かったです。
お教室に玉そろばんはないので、指で数えるのを教えようとも思ったのですが、先生に相談したところ「指で数える習慣は、辞めさせるのが大変だから、どちらか使いたいなら玉そろばん!」とご指導いただきました!
∔ -の意味を教えてみた
公文のお教室では、∔1のときに「次の数字」と習いました。
例えば、
2∔1は、2の次だから3
みたいないな感じです。
数直線上で、数がとなりに移っていく、数字が進むイメージです。
このせいか、息子は「数が移動するイメージ」はありましたが、「数が増えるイメージ」がありませんでした。
大した違いがないように思えますが、「数が増えるイメージ」がないせいで、
などの話が通じませんでした。
絶望しない、怒らない
できていた足し算ができなくなるのを見たとき、すごくがっかり。今までの時間が無駄になったような悲しみが襲ってきました。
もう、毎日宿題をさせる元気が出ない、絶望状態です。
私は、その悲しみを息子にぶつけてしまいました。
「なんでできないの!!」「鳥頭か!」と怒ってしまいましたが、息子にしてみれば何でといわれても・・・という感じ。
結果、宿題拒否になってしまいました。
今まで、赤ちゃん時代の成長発達を見ていたから、同じ成長率で進めると勘違いしていたのかもしれません。
今後も、一つやったら一つ忘れる、というような、3歩進んで2歩下がる事案がたくさんでてくるのかな、と思います。凡人である息子の脳みそ上、仕方ないのです。
本人が悪くないことを怒っても、良い結果が生まれないことが良く分かりました。
親には、心を無にして見守る精神が必要です。
足し算をすぐに思い出す、わけではなかった
足し算を教えなおし始めたときは、「思い出した!」という感じで一気に上達するかと期待しました。
でも、そううまくはいきませんでした。
現在も∔1から順に、∔2、∔3と、初めて足し算を教えたときと同じ道のりをたどっています。
今も+と-を確認することが習慣になっていません。親が「足し算だよ!」「引き算だよ!」と声をかけないと、切り替えられないです。
このままでは、足し算を覚えなおしたら、また引き算ができなくなりそうです。
まとめ
引き算を教えると、足し算を忘れるのは、非常によくあることのようです。
先生にも相談しましたが、すぐに思い出せる魔法の方法はなさそうです。
最初に足し算を教えたときより、早く上達してはいきます。
一度できていたことができなくなるのは非常に辛いですが、怒っても良いことがないので、心を無にして見守りましょう。
公文ママさん、一緒にこの苦難を乗り越えましょうね!
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