息子が幼児のころ、テレビなし育児に憧れて、わりとテレビを制限して暮らしていました。
でも、夕飯の支度の時や、公文の宿題がおわったあとの自由時間にテレビの視聴を許すうち、視聴時間が長くなってしまっていました。
禁止にしたきっかけ
きっかけは、些細なことです。
入浴時間になり、「お風呂入るから、テレビ消して!」と声をかけると、癇癪の様に大泣きして嫌がりました。
4歳になってからは、言葉での話し合いができるようになっていたので、癇癪やダダこねはほとんどなくなっていました。
それなのに、テレビを消したくなくて大騒ぎ。
本格的にテレビ依存が心配になりました。
ゲーム依存は病気
テレビではないですが、ゲームに依存するゲーム障害は、2022年から正式に「病気」として、WHOの「疾病および関連する健康問題の国際統計分類(ICD-11)」に乗ります。
世界保健機関(WHO)は25日、ゲームのやり過ぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害」を国際疾病として正式に認定した。スマートフォンなどの普及でゲーム依存の問題が深刻化し、健康を害する懸念は強まっている。
出典:日本経済新聞ホームページ,ジュネーブ=細川倫太郎,2019年5月25日 17:30,
もう、ゲーム依存が治療の対象になるということです。
テレビは、ゲームとは違いますが、このこともあって「子どもの依存」が心配になり、テレビ禁止してみることにしました。
禁止にする方法
テレビを消したくなくて癇癪した日の夜、テレビの主電源を消しておきました。
わが家のテレビは、いつもリモコンで操作しているので、息子は主電源の存在を知りません。
翌朝、
「あれ?テレビがつかないぞ!」
リモコンを押しながら、テレビが壊れたことをアピール。
女優になりきって!!
修理まで、テレビが見られないことを伝えます。
子供の反応と対処法
最初の3日くらい
最初の3日は、朝目が覚めた瞬間からベッドの中で
テレビ、直った??
その後も幼稚園に行くまで、ずっと「テレビみたいなー」と聞こえよがしに訴えていました。
3日目には、「もう!なんで!テレビみたいのに!!」と再び大泣き。
禁煙と同じく、離脱症状は3日目が辛いようです。
と、一緒に悲しんでいたら乗り切れました。
1週目の土日
平日幼稚園に行っている時間は、もともとテレビを見ることができないので、結構テレビ禁止でも大丈夫でした。
でも土日、テレビが視界に入るのに視聴できない、というのは辛いようです。
「テレビ、まだ直らないの?」「修理の人まだ?」と一日中うるさく、駄々をこねたりしたので、公園や買い物に行って気を紛らわせました。
お家の中でも、テレビのない部屋で楽しくできる遊びや、集中力が必要なパズルなどがあると良さそうです。
それ以降
最初の3日と、最初の週末にかんしゃく・駄々こねがありましたが、その後は落ち着きました。
たまに、リモコンを押して「まだ壊れてる・・・」と悲しげにつぶやく姿が見られましたが、泣きませんでした。
最初の3日とはじめての土日を乗り切れば、テレビなし生活も軌道に乗ることが分かりました!
最初の3日∔土日、泣かれてもあきらめないことが大事!
注意点とコツ
月曜の朝に開始がオススメ
幼稚園や保育園に行っている方は、月曜に始めると、辛い3日間がスムーズになると思います。とにかく、何か予定があった方が、テレビなしでも気がまぎれるからです。
幼稚園・保育園に行っていない方は、予定を入れた土日開始でも良いかもしれません。とにかく、物理的にテレビが視界に入らないところに連れていきましょう。
パズルや粘土などを用意しておく
子供も、暇になるとテレビのことを思い出すようでした。
目新しいパズルなどを置いて、暇な時間を作らないようにするとい上手くいくようでした。
夫婦で事前に打ち合わせしておく
この「テレビ壊れた作戦」は、子供の在宅時間に大人もテレビを見られなくなるという、諸刃の剣です。
奥様・旦那様の協力がないと、家庭がギスギスしますね!
夜中に録画をまとめてみる場合は、必ず朝までに主電源を切っておいてください。
子供が、たまにリモコンを押し「まだ壊れてる・・・」と確認したりします。
テレビの再開前に、ルールを確認する
もし、新しい視聴ルールを制定したいなら、ここがチャンスです!!
「テレビをたくさん見すぎて、テレビが疲れちゃってたみたい。」と伝え、一日2時間、とか、朝だけ、とか視聴時間を短くするルールを制定する良いと思います。
「たくさん見すぎると、また壊れるかもしれないからね」と釘もさしておきましょう!!
まとめ
4歳息子にテレビを2週間禁止
今後、スマホやPC、ゲームなど、色々なのもを制限することがあると思います。その都度、様子を観察していきます!
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