公文式って、親も子供も辛いですよね。
うちの息子も、今までで何回か「公文辞めたい」といったことがあります。親の私も、毎日の宿題戦争に実はうんざり。
そこで今回は、公文を辞めたい方に辞める前に読んで頂きたいことを書きました。
ぜひご覧ください!
子供が公文を辞めたくなる理由
息子や公文教室のお友達から聞き取って、出てきた理由は大きく3つでした。
同じところを何回もやるのが嫌だ
公文では、プリント一枚当たりの時間制限や正答率の目安があったり、確認テストがあります。
「ゆっくりならなんとかやれる」レベルでは、先の教材に進めません。
SNSを見ると、先生や教室の方針によってどの程度で先に進ませるのか差があるようですが、どの教室でも目安をクリアできるまでは何度でも同じところを反復します。
うちの息子は、半年同じところをやっています。
同じプリントを何回も貰うと子供は飽きてきて、そのうちプリントを拒否りたりします。それに苦手なところばかりをやることになるので、嫌になってしまうのです。
大人でも、半年同じところの繰り返しだと苦しいですもんね。
★ 同じ教材の繰り返しばかりで先に進めない時の対処法を書いた記事は、こちら!
1か月の山
新しい単元に入ったあとや入会したあとの1か月間は、わが子が天才かと思うくらい、意欲的にどんどん進む。そんな経験がある公文っ子は多いのではないでしょうか?
そして、1か月過ぎると急に進みが悪くなりませんか?
わが家もそうでした。先生に相談したところ、ほとんどの子供が1か月で飽きてきて進みが悪くなるそうです!
なので、物珍しくてやる気のある1か月にドンドン進め、その後はペースを落とすというのは、先生にとって想定内のようでした。
教室に行くのが嫌だ
友達みんなが公園で遊ぶ約束をしてるのに、「公文があるからいけない」と断るのが嫌だ!
と辞めたくなる子もいます。
公文や塾・習い事に行くお友達が多い地域・学校だと、公園に集まる曜日が限られたりしますしね。
そのほかにも行きたくなくなる理由がありそうです。
宿題をしてない
YouTubeやテレビを見たい、ゲームしたい、はまっている遊びをしたいなど、子供の言い分は色々です。もちろん「ただ面倒くさい」という場合も。
「なんで自分だけやらなければいけないんだ」「公文さえなければ」と一度思うと、嫌になってしまうかもしれませんね。
でも、公文ママ同士で話していると
宿題をやらない ⇒ 宿題していないのを怒られるのが嫌だ ⇒ 教室に行きたくない
という負の連鎖が起こり教室に行きたくなくなるの子も多くいるように思います。
先生が怖い
先生と相性が合わない、先生や教室の雰囲気がピリピリしているなど、先生が怖くて行きたくないという子もいました。
そんなときは、子供が少ない、すいている時間を狙って教室に行ってみてください。先生がたも余裕があって、いつもと雰囲気が違います!
親が公文を辞めたくなる理由
職場の公文ママたちと語り合って、出てきた理由はコレ!
宿題戦争で、親の精神が限界
入会後しばらくして、自主的に宿題をやらなくなったあと、「公文やりなさい」「宿題早くしなさい」と怒ることになります。きちんと宿題させなくては!という思いが強いお家ほど、苦しいですよね。
教室の学習日以外は、毎日の宿題戦争。
この終わりない宿題戦争が、本当に辛い
公文式は親の忍耐力を試しているのかと思い、子供より先にが公文を辞めたくなりました。
★ 公文の宿題がスピードアップする、魔法のようなアイテムについての記事は、こちら!
周りの人からの言葉がキツイ
「そんなに勉強ばかりさせなくても」「子どもは外で遊んでれば、十分だ」と言われることはありませんか?言葉で言われなくても、幼稚園や保育園の先生から、「ストレスになることがお家にありませんか」みたいに言われたり。
小学生になると、塾に行く子もいるので、公文をしていることについて何か言われることは減りそうですが、幼児のうちは結構辛いです。
公文を辞めたくなった時の対処法
では、親も子も公文を辞めたくなったらどうするか。
辞めるのは簡単ですが、子供の学力のためにはペースを落としても良いから長く続けたいですよね。
そのためにまず、この3つを試してみてください。
宿題を減らしてみる
一回宿題を減らしたら失格、という気分に、親がなっていませんか?
本人の学力のためには、1枚でも、1問でも説いた方が良いのは確かです。親としては、しっかり量をこなしてほしいですが、ともかく、1問でもやれば子供にはプラス!
そう思って、宿題を減らしてみてはいかがでしょう。宿題なしで、教室だけの学習でも、週に二回は学校以外に学習するわけです。
やらないよりマシです。
「ここのところ忙しそうだもんね」「先生に相談して、減らしてもいいかもね」「公文より○○の頑張り時なのかな」と将来宿題の量を戻す余地を残せば、親も心穏やかに提案できるはずです。
先生と本人で決めてもらう
宿題については、親が介入しすぎず、「本人と先生」で相談してもらうと良いと思います。
先生からは、
など、いろいろ提案があると思います。
先生も、宿題をしない人には慣れています。宿題を減らすことを、「敗北」のように感じさせない上手な言い回しで、子供と話し合ってくれます。
月謝内と思って、先生に任せちゃいましょう!
教室を変える
公文の教室は、先生によって全然雰囲気が違います。
先生との相性が合わない、先生が怖いなどが公文を嫌がる原因の場合は、ほかを見てみるのも良いと思います。
教室を移る場合は、一応進んだところまでは引き継げるようですが、先生の判断で少し戻る場合も多いようです。
少し戻っても、子供がスムーズに公文プリントをするようになればハッピーですよね!
ちなみに公文式猛者の先輩の中には、教科によって通う先生(教室)を分ける方もいるそうですよ!
在宅型学習にする
公文式は、お教室に通う日が週に2日ですが、在宅型学習では週に一回のオンライン指導です。
お友達と遊びたい、その曜日にどうしてもやりたいことがある、送迎が負担などなら、オンライン学習は便利です。
★ 在宅型公文式学習について、公文のホームページはこちら(外部リンク)
ただ個人的には、公文は教室でほかの頑張っている子、少し年上・年下の子を意識して刺激を受けながら学習するのがメリットだと思っています。
加えて、プリントをもらうのが月に1~2回。タイミングよく調整などができません。
先生や教室と相談ですが、一時的に週に1回教室学習、もう1回は宿題交換だけにできれば、その方がよさそうです。
休会してみる
宿題をしないわが子を怒り、親子喧嘩。公文のせいで、家庭の雰囲気が最悪。ここまでして、続ける意味があるのか・・・
公文のせいで勉強が嫌いになるなら、辞めるのも一つですよね。
公文の休会は三か月間です。先生に申し出れば休会できます。
休会するとき、ごねると親は言うことを聞いてくれると思われたくはないですよね。
「○○まで行ったら休会しようか」「○○月まで頑張ったら休会しようか」
など、ちょっと先のキリが良いタイミングを提案してみてください。
子供の言いなりでなく、あくまで「親子で話し合って決めた」ということが大切です!
「休会するまでは今の宿題、なんとか頑張ろう?」などと声をかけると、意外と宿題するようになったり・・・終わりの見えないマラソンは頑張れないけど、ゴール目前なら走れる感覚ですかね
3か月休会してもだめなら、円満に辞める
休会してみてもだめなら、退会するしかありません。
2~3回、「もう1回行ってみない?」と誘ってダメなら、やめちゃいましょう!
ここで無理に続けさせても、誰も幸せになりません。
教材がほかにもあります!
お世話になった先生には辞めるといいにくいですが、「また本人がやる気になったら、よろしくお願いします」と、円満にやめましょう。
★ 子供が習い事をやめたがっているときの対処法についての記事は、こちら!
まとめ
公文をやめたくなる理由は、
などなど・・・。そんなときの対処法は
宿題を減らしたり、休会して一時的に進みが悪くなるのは、親として焦りも出るかもしれません。
でも長い公文生活、いったん引くことも大事なはず。
いつか、もう一度自分から「学習したい」と思えるくらいのところで手を打ちたいですね。
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