歴史がある公文式。良い評判も、悪い評判もたくさん聞こえてきます。
今回は、公文式をさせたくなかった私が、息子に公文をさせてみて感じたことを書いていきます。
行かせたくなかった理由
夫の母が、「孫全員に公文式をさせたい」と思っているようで、公文式をすすめられました。
でも夫の母からいろいろ聞く情報で、私は「行かせたくない」と思っていました。
仕事をしながら、週2回通えない
教室自体は、午後2時半から夜8時前後まで空いています。(先生によって違うようですが、たいていこのくらいのようです。)
時間的には、6時に保育園にお迎え → ダッシュで公文に行けば間に合いますが、幼児のうちは体力的に難しいと思いました。
いくら保育園でお昼寝しているからと言って、夜更かしになるにも限度があります。
睡眠時間は確保したいとおもっていたので、子供に夜更かしさせるなら、公文はしなくて良いと思いました。
これが一番の理由です。
古い暗記型の教育のイメージ
公文の教室では、計算のやり方はあまり説明ず、答えは暗記していくような形を求められると聞いていました。
最近は、「考える力を伸ばす」楽しい教材がたくさんあります。
息子には、考える力や算数のセンスを身につけてほしかったので、公文式は合わないな、と思っていました。
早く読み書きできる意味が見いだせない
小学1年生になれば、ひらがなも計算も授業でやります。それを先取りしてできるようになっても、特に良いことがないのでは、と思っていました。
0~2歳の公文では、2つの選択肢がある
「公文」というと、プリントの学習が有名ですが、0歳~2歳では、別のコースも選べます。
わが家から一番近い教室は、Baby Kumonをやっていませんでした。
「公文式」の体験にいってみたところ、楽しそうだった息子。
私は乗り気ではありませんでしたが、よろこんでやるのなら「害にはならない程度でやってみよう」とやってみることにしました。
ちょうど保育園をやめたので、教室に行けるかな、と思いました。
★保育園の衛生問題が気になって、保育園辞めた話は、こちらの記事です。
2歳が公文式は、どんな様子?
息子が入会したのは2歳9か月の時です。
親族で、2歳から始めている子たちがいます。比べてみると、幼児の学習内容は、先生によってかなり違いがあるようです。
通所回数は、小学生と同じ
・平日週2回教室に親子で教室へ。1回1時間程度。
・小学生たちは一人で通ってきますが、2歳では、親が子どもの横に座ります。
・教室では、椅子に座ってプリントをやります。空いている時間帯に来るように指示があり、先生がマンツーマンでつきます。
学習の内容
・ズンスン:運筆力をつけるための訓練。ぐるぐるや殴り書き、直線を指示通り書くプリントを10枚
・算数:かわいい絵が描いてあって、かずを数えるプリントを10枚
・数字盤:数字の書いてあるマグネットを並べる
を毎回やっていました。
宿題
フラッシュカードは、貸してもらって、おうちでやっていました。
そのほか、ズンズンと算数をもらって、家でやります。
それぞれ、10枚で1セットの教材なので、一日あたりズンズン10枚、算数10枚みたいにやることになります。
最初の1か月は、子供も珍しがって宿題どんどんやりました
宿題の枚数は、親の申告で増減できます。できなくても、怒られたりしません。
乗り気でなかったけれど、公文を初めて良かったこと
今のところ、良かったと思うのは、次の3点です。
子育てを導いてくれる人ができる
2歳の場合、小学生と違って、先生がマンツーマンでつきます。
鉛筆の握り方や姿勢、子供の学習の仕方を細やかに指導してくれるのですが、その視点が保育士さんなどとは違って、すごく勉強になりました。
目の動かし方が上手くなった、と褒められて、びっくり!
保護者自信が気が付きもしないようなことを見つけて、「この子のために」と一緒に考えてくれる、強く導いてくれるのは、ありがたいと感じました。
子供をほめる機会が増える
一番初めの教材は、算数の計算などをいきない行うわけではないので、「間違える」ことはありません。
基本的に、すべて正解状態です。ほめまくりです。
おかげで、息子の自己肯定感が上がっているようです。
学習習慣がつく
2歳代から公文式を始めると、「物心つく頃からやってる」「公文の宿題は生活の一部」のようになるようです。
息子は、公文をはじめてから、一日も欠かさず宿題しています。
人類は全員、おやつ食べたら公文する、と思っていると思います。
また、親も「詰め込み教育は基礎学力においては必要」と考えが変わってきました。今は、毎日学習させた方が良いと思っています。
公文を初めて、つらいこと
ハッピーなことだけではなく、つらいこともあります。
公文式反対派の人からの目がキツイ
「こんな小さい子を机にしばりつけて、かわいそう」
いろんな人から、何回も言われます。近所の人とか、親族とか・・・
気にしなきゃいいのに
と夫は言いますが、矢面に立つのは、母親です。
わが家の場合は、夫の母が公文させたがっていたので「ばぁばが、やらせたいので」と言い訳しています。
基本的に、ママ友などには、公文式をしていることは秘密にしています。
親のストレスがある
幼児ですから、毎日宿題がスムーズに終わるわけではありません。
集中力が続かないので、日によってすごーーーーく時間がかかったり。
夕方以降の家事の段取りが、公文の宿題の左右されるので、結構ストレスです。
抱っこしないと宿題できないのは、甘えんぼの男の子だからでしょうか・・・宿題中、つきっきり。
まとめ
子供が強く嫌がるようになったら、休会等を考えますが、今のところ大丈夫です。
毎日楽しく宿題をしているわけではないですが、新しいことができるようになるのは、息子楽しいようです。
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