原作30周年を迎えた「クレヨンしんちゃん」
ものごころついたとき、すでにクレヨンしんちゃんが放送されていた、という方も多いのではないでしょうか。
私もその一人ですが、子供のころは見せてもらえませんでした。親になった今、クレヨンしんちゃんは子供に見せて大丈夫なものか。気になって調べてみました!
妹弟が幼児のころは視聴禁止だった
1992年、クレヨンしんちゃんのアニメがスタート。その後、長くテレビで放送されています。
幼稚園児だった私には、放送開始ごろの記憶はありませんが、自分の妹弟が幼児の時の母のやり取りが記憶にあります。
クレヨンしんちゃん、見たーい!
下品だから、ダメ!
外で真似したら、困る!
どうやら我が家では、クレヨンしんちゃんは下品だから見せてもらえなかったようです。
アニメのクレヨンしんちゃんは、下品なのか
わが子が幼稚園に行っている間に、可能な限り、クレヨンしんちゃんを見てみました。
放送開始直後の様子
最近の様子
映画のクレヨンしんちゃん
昔の作品は「おかま」が多用される
「玉がない」にかけた作品が多く、自称「おかま」さんがたくさん登場します。笑いを取るポジションで登場していて、見た人の中には傷つく方もいるのかな、と思いました。
子供がどういうジェンダーの道を歩むはわかりませんが、近い将来来るはずのジェンダーフリー・ジェンダーレス社会で生きる土台として、偏ったイメージを付けてしまう作品は極力避けたいな、と思いました。
子供は、なんでもすぐ吸収しますからね
最近の作品は、クリーン
huluで最近の「クレヨンしんちゃん」作品を、実際に見てみました。
なんと、2019年「クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜」を視聴してみたところ、一度もしんのすけがパンツを脱いで「ぞうさん」「ケツだけ星人」をしませんでした!
家族愛がテーマにされていて、幅広い年代に受け入れられそうな内容になっていると思いました。
お姉さんにデレデレするのは健在でした!
どうして子供は下品なことをするのか
仕事でいろいろな年代の子供に会いますが、どの年代も、子供本人は、楽しんでやっていますよね。未就学児くらいだと、
といったところでしょうか。
おそらく、純粋にテレビの真似を始めた時点では「ママやパパを困らせてやろう」と思っているわけではありません。なので、「パパやママの困ったリアクションが楽しい」と思われないように、冷静な対応を最初からとることが大切です。
困っているのは大人
下品なことをされて、どうして嫌なのでしょう。「嫌なものは嫌!」ですが、ちょっと考えてみます。
公共の場で騒がしくすることについては、別問題として・・・
私の場合は、こんな理由が上がりました。恥ずかしながら、子供の問題ではなく、私の気持ちの問題だということがわかります。
この条件なら、子供に下品なことをさせてあげられるということです。
家のリビングで、私がごはんの支度をしている最中に「みてみて~」と言って遠くで下品な真似をする程度なら、許容できそうです。
下品なことはさせるべき?
先輩ママさんたちの話をきくと、大人になるまでの間に「下品なこと」をするのは一般的なようです。
社会的に間違いが許されない年になる前に、許させる下品程度を体得してほしいので、下品な真似の禁止より、下品との付き合いかたの学習が必要だと思います。
やってみたいならやらせて、やりすぎたら止める。何度も同じ注意をするのは、心も体も疲れますが、学習のために必要ならば、頑張れます!
まとめ
クレヨンしんちゃんのアニメは、いつから解禁するか、今のところはこう考えています。
ただし、「おかま」など、意味も分からず多用してほしくない言葉があることも事実です。
ということにすれば、見せても大丈夫だと考えています。
幼稚園でみんながやっているなら、一緒に真似して楽しんでも良いかな、と思うのですが、息子が下品な物まね流行の発信源になるのはちょっと困るので、とりあえず、真似はお家の中だけにしたいと思います。
わが子がクレヨンしんちゃんと出会ったら、その後の行動を観察、レポートします!
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