動くと暑そうだけど、外は寒い。そんな子供の上着、何を着せるか迷いますよね。
今回は、ダウンジャケットの着せ方や保育園でオススメの上着などご紹介します。
ダウンは着せないほうが良いときがある
雨の日
ダウンの保温力の秘密は、中の羽や綿に空気が入ってふっくらとふくらみ、暖かい空気の層を作ることにあります。
なので、ダウンが雨や水で濡れてしまうと、中の羽や綿がしぼんでしまい、保温力を失ってしまうのです。
もちろん、ダウンジャケットは撥水加工の生地になっていますが、ダウンの縫い目などから水がしみたりしますし、砂場に海を作るべく、水を汲んでいる最中に水をかぶると濡れてしまったり。
雨の日や濡れそうなときは、ダウンを避けるのが良いです。
どうしてもダウンを着せたいときには、ダウンの上からレインコートやウィンドブレーカーを重ねて、中の羽や綿が濡れないようにしましょう。
体を動かして、汗をかくとき
汗をかくときも、ダウンは適していません。
体を動かして汗をかいた後、ずっとダウンを着続けていると、汗で体が冷えて体調を崩してしまいます。
保育園のお散歩や体を使った遊びをすると分かっているときには、ダウンは着せないほうが良いですね。
どうしても、ダウンを着せて家を出たいときには、公園などで走り回って体が暖まる前にダウンを脱がせましょう。
ダウンの下は薄着
ダウンの保温力の秘密は、暖かい空気の層を作ることです。
エアコンのきいたお部屋では、空気が暖かいので、どんな洋服の上でも暖かい空気の層を作れます。
でも、屋外などの空気が冷たい中にいるときは、自分の体温でダウンの空気を暖かくしないといけません。
頑張れ、自分の体温!
なので、肌に近いところにダウンがあった方が早くダウンの空気が暖まります。
もし厚手のニットなどをダウンの下に着ていると、体温がダウンまで伝わりにくいので、なかなかダウンの空気が暖まらないのです。
ちなみに、羽毛布団も同じなので、
よりも
のほうが、暖かいのです。
保育園で重宝する「ジャンパー」
保育園では、寒くなってくるとお散歩用の上着を持ってくるように言われます。
わが子の保育園では、その持ち物連絡に「ジャンパー」と書いてありました。
ジャンパーって、なに?昭和?
ジャンパー(英: jumper)は、ゆったりとした活動的な上着全般、遊び着、仕事着、作業着、運動着、防寒着などを指して用いられる。
作業着タイプのジャンパーの裾にたるみを入れて絞ったもの、およびジャンパーの中でもファッション性の高いものを指してブルゾン(仏: blouson)と呼ぶ
『ウィキペディ日本語版』. 2020, 「ジャンパー(衣服)」.
つまり・・・お遊びやお散歩の邪魔にならないような、活動できる上着ということですね。具体的には
というものだと良いと思います。
今回紹介したように、ダウンは運動に不向きです。
フードは、園によっては禁止になっています。お友達に引っ張られる、遊具に引っかかるなどでトラブルになることがあるからだそうです。
お洗濯でも、フードは乾かないし。
前あきなのは、着せやすく脱がせやすいように。保育園では、自分で上着を着る、ファスナーを開け閉めする練習もするので前あきが良いです。
オススメはフリース
ダウンでなく、フードがなく、前あきで、薄すぎず厚すぎず。この条件を満たし、洗濯もできる。
保育園用には、フリースジャケットがオススメです。
まとめ
保育園用の上着や、体を動かす遊びをするときは
オススメは、フリースブルゾンです!
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