ここ数年、というわけではないのでしょうが、シッターや保育園、学校の先生など、子供にとって身近な大人が子供に酷いことをする事件の報道が目につきます。
そのような事件が世の中からなくなることが一番ですが、わが子が被害にあわないために、できることはしておきたいですね。
とても良い本を見つけたので、紹介の記事を書いてみたいと思います。
子供に身に着けさせたい能力
わが子を危ない目にあわせないためには、どうすればよいのでしょうか。
親が気を付けるにも限界があります。子供にも、自衛の力を備えたいですね。
文字で書くと簡単ですが、実際は難しいと思います。
時間をかけて、発達の節目節目で、親子で確認していかなければいけないと思っています。
2つの能力を養うのに、オススメの絵本
海外の絵本で、学齢時向けかな・・という作りですが、親にとっても非常に勉強になります。
さすが海外の絵本。性被害などの繊細な内容もしっかり扱われていますが、登場する子が日本人ぽくないせいか、冷静に勉強できます。
幼児への読みかた
一人で行動することはない頃ですが、好奇心から親が見えないところに行ってしまう可能性がある年代です。
伝えることは、とにかく
絵本を読みながら「この子は、ちゃんと逃げてこられたね、えらいね」「○○ちゃんもできる?」などと話してあげましょう。
繊細なお子さんだと、怖がらせすぎることもありそうです。
必ず「ママ・パパの近くにいれば大丈夫」「お家の中は大丈夫」と締めくくります。
小学生になるときに、もう一度読みたい
小学校に入学する7歳頃は、子供の世界がぐっと広がり、行動範囲も広くなります。
親の目がない中、子ども同士で遊ぶことも。幼児に比べて犯罪の被害者になるリスクが増します。
学童が保育園より入りにくい地域もあります。
一人でお留守番しなくちゃいけない子もいますよね。
ちなみに、7歳は交通事故の死亡が最も多い年齢でもあります。
成人の死者数が600人前後、65歳以上では一段と多くなって800人前後で推移しているのに対して、”7歳の死傷者数は1,400人と際立って多い”
交通事故分析センター,ITARDA INFORMATION,「子供の歩行中の事故」より引用
しっかりしたように見えても、しっかり自衛の方法を復習させておきたいですね。
小学生になる準備として、入学式前にこの絵本を振り返ってほしいです。
まとめ
子供に危機回避を教えるのにオススメの絵本は、「とにかくさけんでにげるんだ」という本です。
子供が小さいうちは簡単に言い換えながら、大きくなってきたら話し合いながら。
読み方を変えながら同じ本を使い続けることで、学びが深くなると思います。
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