未就学児のうちは、気分や機嫌に左右されて、全然学習が進まないときってありますよね。
一部の素晴らしいお子さんは、自分から取り組むそうですが、我が家は様々な工夫をして、どうにか宿題させています。
今回は、現時点で今までやって効果があって対策をまとめます。
同じように宿題に苦しむ親子の役に立てばうれしいです。
素敵な文房具作戦
スペシャル色鉛筆作戦
5枚ごとに、「スペシャル色鉛筆」で数字を書いてよい、ということに決めます。
そして「もうすぐ、スペシャル色鉛筆のページだよ!」と励まし、スピードをあげさせます。
色鉛筆で書くときは、「消しゴムで消せないから、ていねいにね」「キレイな色だねー」など、色鉛筆のスペシャル感を煽りましょう。
ちなみにこのスペシャル色鉛筆は、チャレンジでもらったものです。
スタンプ作戦
「表裏一枚仕上げたらスタンプを押しせる」という決まりにしたところ、スタンプが押したくてサクサク宿題をやりました。
スタンプの種類は色々あると楽しめますが、スタンプ選びに時間を取られるので、1~2種類くらいで十分でした。
宿題一回分、すべて終わったらシールをあげるのも試しました。息子の場合、一回分終わる前に挫折してしまい、失敗でした。
「競争だよ」作戦
この対策は、教室で先生がやっていたものです。
先生と競争
教室で、先生は〇付け、子供はプリントを「競争」してやります。
先生は途中で「先生、もうすぐ終わっちゃいそう」「どっちが勝つかな」などと声をかけてくれていました。
たまに、ほかのお友達と競争、と言われていました。でも、お友達の進度が気になってお友達の席付近をうろついてしまい、わが子には逆効果でした・・・
タイムアタック
教室には、ストップウォッチが置いてあります。時計が読めなくても、「用意、スタート」でスイッチを押す、何か数字が動いているのは楽しいようでした。
「もう5分経っちゃうよ!」などと、ストップウォッチを見ながら慌てた感じで言うと、時計がわからなくても子供もあせりだします。
あせりすぎて、ちょっと字が雑になったりしますが、効果ありでした。
松岡修造様!作戦
とにかく褒めまくる!声をかけまくる!作戦です。
「いいよ!いいよ!あってるよ!」
「すごいよ!すごいよ!天才だよ!」
「キレイ!美しい!上手にかけてる!」
とにかく、テンション高めに褒めまくりましょう。言葉のレパートリーが尽きて、同じことを言ってしまっても大丈夫!褒められてる感じが良いみたいです。
記事を書いている今、我が家で一番効果がある対策です!
間違ってもほめまくる
「おしいよ!でもいいよ!ナイスチャレンジ!」
「ドンマイどんまい!次だよ!」
「ママ、消してあげるよ!次は大丈夫!」
テンポを崩さないために、間違いはこちらで消した方が良いです。
ポスト作戦
これも、教室で先生がやってくださって、自宅でもやってみたものです。
「一枚終わったら、このポストに入れてね」とトレーを用意し、一枚ごとにそこに入れさせます。
一枚一枚終わりが感じられてうれしいようで、3歳前後の未就園児さんにオススメできます。
ただし、集中力が長く続くようになってきてからは、逆効果のこともありました。4歳近くになると、まれに集中力が「ゾーンに入る」ときがあります。急に超集中するのです。
その時にポストを用意していると、せっかくの超集中が途切れてしまいました。
低年齢の時には良い方法だと思います。
拝み倒す作戦
週末、家族で外食する予定の日などは「夕方、レストランに行きたいんだけど・・・公文が終らないといけないの」「ママ、行きたいから・・・お願い!終わらせて!」と拝み倒します。
お願いして勉強するなんてどうかとも思いますが、家庭の平和のためです。仕方ありません。
あとで感謝を伝えるのがコツ
「公文終わらせてくれたから、レストラン来れたよ、ありがとね」とその日のうちに感謝を伝えておきましょう。次回から、この作戦の実施がスムーズになりますよ!
年齢、体力、環境が原因で進まないこともある
まだまだ、世に生まれて数年の子供たち。
いくら頑張っても、体力面で勉強に集中できないこともあります。手の筋力、姿勢を保つ筋力、文字を目で追う筋力、それらを使う神経・・・どれも、発展途上。うまく使えなくて、当たり前です。
そんな時は、「今までやってきたことを忘れないための、最低限度の宿題」をこなし、心と体の成長を待つという手段もあります。
実際、細く長くでも学習を続けた方が、嫌になってぱったりやめるより、ずっと近道です。私は、息子に厳しく宿題をさせすぎて、息子による公文ストライキにあってしまいました。
「先に進みたい!」「うちの子なら、できるはず!」と気持ちばかりが前に進んだとき、親が立ち止まる勇気も大切だったと反省しています。
まとめ
上手くいく方法があっても、何週間かで効果がなくなることも・・・
わが家は、これらの方法を繰り返し順番に使いながら、今のところなんとかスムーズに宿題しています。
コメント