息子は、3歳の年少から保育園→幼稚園に転園しました。
保育園がイヤで、転園を決意した理由とやったことをまとめてみます。
★保育園から幼稚園の転園の流れと準備は、こちらの記事をご覧ください。
保育園にずっと行かせるつもりだった
妊娠時、市役所職員で公務員でした。周りの先輩も、産休育休で復帰が当たり前。
退職する人はいなかったので、漠然と、私もそうするんだと思っていました。
当然、小学校入学までは保育園。年長さんまで同じ保育園に通わせる予定で保育園選びをしました。
第9希望の保育園しか、はいれなかったんですけどね。
保育園の衛生管理に疑問があった
初めて「この保育園、大丈夫?」と思ったのは、夏祭りの時です。
毎年、かき氷屋さんの屋台を出す学年があったのですが、かき氷の原料の氷を全家庭から寄付で集めていたのです。
お知られのプリントには、牛乳パックを使用して、氷を作るように指示が。事前に集めた氷を、園の冷凍庫に保管して、当日食べるそうです。(買った氷を寄付する指示ではありませんでした)
ちょっと・・・それ、どうなの??
とはいえ、私は保健師という仕事柄、他人より衛生に厳しいのかもしれない、神経質すぎるのかもしれない、と園に何か言うのは、踏みとどまりました。
が、胸に秘めていられず、職場の昼休みの雑談で話題にしました。すると「それは、おかしい」「うちの園では、ありえない」という回答ばかり。
しかし夏祭りは目前。いまから保育園に意見して大混乱させ、「迷惑な保護者」と言われ、息子に不利益があったら・・・と怖気ずきました。
結果、夏祭りでは、わが子にかき氷を食べさせず、祭りのあと、そっと園長に「牛乳パックで氷を作るのはアレルギーも心配」と伝えました。
翌年から、ちゃんと改善してくれました!
ほかにも、保育園の気になるところがあった
いったん、「おかしいな」と思うことがあると、いろいろと気になってしまう私です。
- 提出書類をなくされた。指摘すると、もう一度職場に書いてもらってほしいと言われた。
- ちょっと活発すぎる年長さんが、乳児のクラスで暴れているのを目撃した。
- 散歩中、結構人通りがある太い道路沿いで排泄させていた。
- 朝行くと、いつも明らかに先生の数が足りていない。目が届かない部屋があり、指はさみ事故多発。
- 冷房をあまりつけない、という方針だが、お迎え時室温が高すぎて心配
保育士不足で大変だとは思うのですが、だったら、目の届く部屋に子どもを集めるとか、遅めの登園してもらうよう保護者に協力を呼び掛けるとか、してほしかったなと思います。
現場の保育士さんは良い人で、子どもたちへの愛にあふれ、頑張ってくれていたのですが・・・やっぱり気になって。
つむぎさん、細かすぎるよ。
僕は気にならない
一回も保育園の送迎してないくせに、何がわかる!!
メンタルが不安定だったのか、「この子を守れるのは、私しかいない!」と思ってしまいました。
転園申請、仕事の調整の葛藤
今の保育園がイヤだ、と思ったら、まずは転園の申請です。
市役所に転園申請をだしましたが、年度内の転園は、なんとマイナス20点!!
移れるわけ、ありません。
とすると、入所調整の関係ない、「幼稚園」に移るしか、仕事を辞めない方法はありませんでした。
しかし、幼稚園選びにも問題があります。見学の結果、衛生・教育的に安心できる幼稚園は、人気ほ幼稚園でした。平日のプレに2歳の一年間通わないと、年少入園できないのです。
プレに行かなくても入園できる、近所の幼稚園も検討しましたが、今度こそ「自分で納得して選んだ園」に息子を入れたい、という思いがあり、常勤職員を退職することにしました。
退職を決断できて、後悔はしていない。今は。
ガチフルタイムワーママをリタイヤしたときは、自分がダメな人間、自分の努力が足らなかったのか、と落ち込みました。
働いていない状態なんて、アルバイトも考えたら高校生以来十数年ぶりです。働いていない自分に価値がないように感じました。
まわりに、ワーママしかいなかったしね
でも、しばらく仕事を離れると、「女性が輝く社会」で私は「家庭で輝けば良いのかも」と思いました。そのあと、「女性が輝く社会」とうスローガンなんて、気にしなくても良いのではないか、と気づきました。
今は、納得した幼稚園に息子がお世話になり、無理のない範囲で保健師のパートをしている生活が気に入っています。
子供の手が離れたら、フルタイムに近い働き方も選択できるな、と考えています。
まとめ
保育園の対応に疑問があっても、多くの地域で転園は難しいです。園にやんわりと要望を伝えながら、卒園まで過ごすのが、穏便なのかもしれません。
でも、どうしても納得できないなら、保育園をやめ、幼稚園に移る、という選択もアリだと思います。
仕事を調整することになりますが、私は今のところ、後悔していません。
コメント