「お着替えが遅いです」
と幼稚園から電話がきたり、先生に指摘されたりしたことはりますか?
息子は入園以来、着替えが遅いと怒られていました。
このたび、やっと「着替えが早くなってきましたね」と先生に褒められたので、ここまでやって効果があった対策をまとめてみます。
子供の着替えが遅くてお悩みの方、ぜひご覧ください!
着替えが遅いときに効果があった対処法
忙しい朝や夕方、のろのろ着替えられると親もイライラしますよね。
そんなときにも試してほしい、効果のあった対処法をご紹介します!
家で着替えるときの対処法
家でゆっくり着替えたり、着替えの途中で遊んでしまったりする癖がつくと、幼稚園でも着替えが遅くなります。
お家でスムーズに着替えられるようにするのに効果があった方法は4つでした。
壁に向かって着替えさせる
着替えの途中におもちゃが目に入ると遊び始めてしまいますし、親や兄弟が目に入るとおしゃべりが始まってしまいます。
壁やクローゼットなどのシンプルなものの方を向いて着替えることで、目に入る刺激が少なくなって着替えに集中でき、スムーズに着替えられます。
幼児は「しゃべりながら着替える」という二つのことはできないので、しゃべるほうを辞めさせると着替えが早くなりました!
実感タイマーで残り時間を意識させる
時計を見て「長い針が○になるまでに着替えてね」と言ってみたのですが、年少さん・年中さんでは、だんだん時計が進む、そろそろ急がないと間に合わないという感覚がありません。
そんな時、この実感タイマーを見つけました!
色がついて残り時間が分かりやすいので、急いで着替えられるようになりました。
もともとは、公文式の宿題をやるときに利用していたのですが、着替えにも効果抜群。
ごほうびシールをあげる
トイレットトレーニングなどでよく使う、ご褒美シール。
スムーズに着替えられた時にシールをあげて、シールがたまったらお菓子と交換できることにしています。
シールは効果がありますが「のろのろしたから今日はシールなし!」という日に泣いてしまって大騒ぎになることも・・・。
うちの息子は、慣れればシールをもらえなくても泣かなくなりました。
最初の2週間だけ、親が張り付く
スムーズに早く着替えるときのスピード感・着替えペースを本人の体に叩き込むことが必要なように思います。
親が手伝って、ペースを作ってあげるのです。
いきなり一人で早く着替えるのが難しくても、何週間か一緒にやるとペースがつかめます。息子の場合は、2週間くらいで目を離しても着替えスピードが落ちなくなりました。
幼稚園でやってくれた対処法
幼稚園で先生がやってくれていたことを面談で聞きました。
息子に聞くと、単純に「急いでね」と注意される日もあったそうですが、先生も日替わりで声をかけてくれていたようです。
競争だよ、作戦
先生が、同じく着替えが遅い子同士で競争にしてくれました。
「どっちが早く終わるかな、よーいドン!」
男子の場合は特に競争が大好き。効果抜群だそうです!
次の楽しい予定を伝える
「早くお着替えして、おもちゃで遊ぼう」
「今日のお給食なにかな?早く着替えて見に行こう」
など、先生が次の楽しそうな予定に気を向けてくれるそうです。これも効果があったとのことでした。
どうして着替えが遅いの?着替えが遅い原因
先生の話を聞いたり息子を観察したりして、着替えが遅い原因を考えてみました。
着替え以外のことに気を取られるから
私が発見した原因は「着替え以外のことが目に入っている」ということでした。
これを予防するために、壁を向いて着替えます。着替えに集中すれば、スピードアップです!
そもそも「早く着替える」というのがどういうことか分かっていない
私は「早く着替えなさい」と息子に言っていましたが、そもそも
早く着替える = ほかのことをしないで手を動かし続け、最短で着替えを終わらせる
ということが伝わっていませんでした。
言葉で説明しても「???」という感じだったので、着替えを手伝ってあげながら、行動で教えないといけないと気づきました。
4歳息子の着替えが遅い理由「着替え中だってことを忘れちゃうから」
着替えって、胸のボタンを手探りで探したりしますよね。
ボタン自体がしっかり視界に入っていないので、途中で手を離すと自分が何をしているのか忘れてしまうそうです。
大人には信じられない感覚ですよね
着替え中ということを忘れた、ただ立っている状態の時におもちゃを発見すると遊び始めてしまうとのこと。
対策として、鏡の近くで着替えさせてみました。着替えの途中の姿が見えれば、着替え中だということを忘れないと思ったのです。
でも鏡に向かって変顔を始めてしまい、わが家では失敗しました。
変顔しないお子さんなら、試してみてください!
着替えが遅いと、どうしてダメなの?
着替えが遅いくらいで、そんなに怒らなくてもいいのに!
と思うことはありませんか?
わが家でも「着替えが遅いことで幼稚園から電話が来た話」を夫にしたら、そんなことで・・・という反応でした。
ではどうして幼稚園・保育園では「着替えが遅い」ということが重大問題のように怒られるのでしょう。
それはおそらく、着替えが遅い子がいると全体のスケジュールが遅れるからです!
幼稚園保育園は集団行動です。特に、カリキュラムや日課の多い幼稚園では、英語指導や体育指導など、外部の先生を招いていて時間が決まっている場合も多いです。
お着替えが遅い子のためにほかの子を待たせる、指導の時間が短くなるのは良くないので、幼稚園や保育園など集団生活の場面では、着替えに厳しいのだと思います。
面談では、先生に相談・情報の共有を
幼稚園から「お着替えが遅い」と注意されたということは、幼稚園と家庭で協力して改善していきましょうという意味です。
面談の時には「その後、着替えが遅い件でご迷惑をかけていませんか」と先生に話すと良いです。
先生に家でしている工夫などを話すと、幼児教育のプロである先生からアドバイスをもらえるかもしれません。
「幼稚園から注意があったのに、何もしていない親」と思われると印象も悪いです。
これからもお世話になる幼稚園。関係を良くするためにも情報を共有しておきましょう!
まとめ
幼稚園から「お着替えが遅い」と言われたら、家でも対策してみましょう!
親が隣について着替えを見守るのは正直面倒ですが、2週間くらいたつと「早く着替える」ことが習慣になってきます。
幼稚園で怒られ無くなれば、子供たちもうれしいはず。ぜひお試しを!
コメント