幼稚園や保育園、習い事でもママ同士でたびたび開催される「ランチ会」
テレビやネットの情報では、ランチ会は恐ろしいもののように書かれていることもしばしば。
今回は、ランチ会を恐れているママに向けて、ランチ会で失敗しないポイントをまとめます!
クラス全体のランチ会には絶対に行っておいた方が良い!
ランチ会の目的は、主に二つです。
子供同士のトラブルの時に、知っている家庭かどうかが大事
幼稚園や保育園の集団生活の中では、子ども同士のトラブルがいろいろとあります。
大きなトラブルがあれば先生から電話が来ます。小さなトラブルだと、子供の口から聞くこともあります。
自分の子供が被害者の場合だけでなく、加害側のこともあるのですが、多くの場合はどっちも悪いです。
それに、子供はだいたい自分のされたことしか言いません。先生が見ていない場面だと、その時の様子が誰にもわからなかったりします。
そんなときランチ会で交流がある家庭だと、「先日は、子供がごめんなさい」「こちらこそ、うちが先に何か言ったみたいで・・・」とお互い謝り合い、穏便にトラブルを収めることができます。
親同士が仲が良いと、たとえ片方が一方的に悪い場合も「謝ってくれたから大丈夫だよ、また仲良くしようね」という感じで終わります。
逆に、顔を知らない・話したことがない・連絡先が分からない親が相手だと、いきなり園での話し合いや相手の保護者から電話がかかってくるなど、ちょっと心に負担がかかる対応になりがちです。
何かあったときのため、同じクラスの保護者とは「顔見知り」「会えば話す」レベルにしておいた方が良いでしょう。
幼稚園・保育園や小学校の情報交換ができる
幼稚園・保育園の先生のことや行事のこと、進学のことなど、上の子がいるママからたくさん聞けるチャンスがランチ会です!
園の行事のことや先生のことを先輩ママに聞いておきましょう!
小学校についての情報は超大事!
とくに公立小学校の評判はネットにありません。
また、校長や先生など数年たつと雰囲気が大きく変わります。最近は、学区がなくなったり、公立でも学校が選択できるようになっているところも多いので、小学校の情報をゲットするのは大切です。
学童も、都心の民間学堂は年中の時点で申し込みがいっぱいなところも。早めにいろいろな情報を得ておきましょう。
ランチ会に誘われたら or 誘われなかったら
ランチ会には、クラス全体で公式行事のように行われる毎年恒例のランチ会と、個別に絞った人数で開催されるランチ会があります。
毎年恒例のクラス会には、全員呼ばれる
最近では保育園や幼稚園も、ママ友関係には気を付けています。
一部を誘わない、仲間外れを作るようなことが行われたことのある園では「クラス全体のランチ会・お茶会禁止」になっているようです。
入園以来登園できていない、パパが送迎担当で、ほかのママが男性であるパパに声をかけにくい等の事情がない限り、主催者は全家庭に声をかけたいと考えています。
事情で声がかかっていない場合は、普通そうで声をかけやすそうなママに「私も行っても大丈夫な感じですか?」など言ってみましょう。
「大丈夫だと思うよ!○○さん(主催者)に言っておくね!」とかもらえるはずです。
よほど治安の悪い園でないかぎり、仲間外れを作るようなクラス会は行いません!
声がかからないことに悪意はないので、自分から参加を申し出ても大丈夫です!
ランチ会に誘われる=連絡先交換できる
現在、幼稚園も保育園も学校も連絡網がつくられません。
このランチ会に誘われ、お店や日時の連絡などでラインの連絡先を交換すると自然に連絡の輪に入れます。
大切な連絡などはもちろん園が直接お手紙をくれますが、持ち物の細かいことなどグループラインを読んでいるだけでも参考になったりするので、連絡の輪に入れるなら入っておいた方が良いと思います。
個別のランチ会に誘われたら・・・
クラス全体のランチ会ではなく、人数を絞ったランチ会に声がかかったときは、あなたはママ界の外交をうまくやれているということです!
おめでとうございます!
お断りするときの注意事項
ランチ会が苦手でお断りしたい場合は、「ちょっと義実家との先約が」「仕事が入るかどうか、直前までわからなくて、迷惑かけちゃうから」などとごまかすと、次回も誘われます。
ランチ会に二度と誘われたくない場合は、「今回は、パスさせていただこうかな」「ちょっと人見知りで」と言えば良いかなと思います。それでもグイグイ誘ってくるひとがいれば、困った顔で微笑んでおきましょう。
下の子が小さい、仕事が入っているなどでどうしてもお断しなければならないときもありますね。そん時は正直に事情を伝えて大丈夫です。
どの場合でも、2回連続で断ると誘われなくなる可能性が高いです。
私が参加したランチ会は、だいたいこんな内容を話しています。
ランチ会でこちらから発信すべき内容
初回のランチ会で伝えるべきことは、私たちは安全な親子です、ということです。
常識がありそう、普通に話ができそうと思ってもらえるようにしましょう。
自己紹介
○○(子供の名前)の母です。よろしくお願いします。
初めの自己紹介は、指定がなければシンプルで良いです。
あとは、おしゃべりな方が質問したり話題を振ったりしてくれるので、それに答えていけば大丈夫。
お家はどの辺か、小学校の学区は、預かりは良く使うか、課外プログラムをやっているかなど聞かれたりします。
★ 課外プログラムってなに?という方は、こちらの記事をご覧ください!
ここで長く自分のことを語ると、「ちょっと変わった人」になってしまいます。緊張するとしゃべりすぎるタイプの方は要注意!
子供のエピソード
全体の会話が弾んできたら、子供に関することを話すと失敗ません。
このとき、自分の子供の優秀なところを話すよりは、子育てで少し困っているエピソードを話すと良いです。
たいてい「うちも!」とか「上の子はそうだった!」とか仲間がいます。
同じポイントが気になっている・困っているということで、「育児に関する感覚が似てる人」となるので、常識的な家庭なことを伝えられます。
おとなしい方ばかりのテーブルになってしまったら・・・
上の子がいない方ばかりで、話が盛り上がらないテーブルに座ってしまったときは、
この中から、話を振ってみてください。
あとは、どうしてこの園を選んだのか、子供は園の話を家でするか、など聞いてみると良いともいます。
服装や持ち物
基本的には、普段の女子会と同じ感じで大丈夫ですが、会場によって少し注意が必要です。
お座敷に要注意
下の子を連れている人が多かったり、車移動が中心の地域では、靴を脱ぐお店でランチ会になることがあります。
穴が開いている靴下やダサい靴下を履いていかないように注意しましょう。
キレイすぎると浮く
会場がホテルのレストランでもない限り、結構みんなラフな格好できます。
とくに自転車送迎の方が多い園では、ジーンズ率も高いので、合コン行けそうなワンピースは浮きます。
迷ったら、ユニクロ黒パンツ∔きれい目トップスで行きましょう!
現金・小銭を持っていきましょう
事前に会費を徴収することが分かっているときには、おつりがないように準備します。
そうでない場合も、現金があった方が良いです。
お店や人数にもよりますが、「テーブルごとに会計をまとめてください」となる場合があって、QR決済を使っていないひとがいると、現金が必要になります。
PayPay送金できない人も多いです。
ママ友会・ランチ会では、完全に割り勘です。そして次にいつ会えるかわからない人もいるので、現金をしっかり持っていきましょう!
まとめ
クラス全体のランチ会は、
に、行った方が良いです!
ランチ会では、
などを話して、あとはおしゃべりな方の話を聞いたり、質問に答えたりしていれば失敗しません!
ランチ会も何回か行って、慣れると緊張しなくなります。
初めてのランチ会は勇気がいりますが、頑張って参加してみましょう!
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